こんにちわ。
いろいろと限界の主婦つったんです。
私は植物をうまく育てることが出来ません。何度か挑戦してきましたがどうにも水やりを忘れて枯らしてしまいます。サボテンすら枯らしてしまう始末…。
夫と同居するときにいらないと言ったのですが私の母から『金のなる木』の子株をもらいました。金のなる木は文字の通りなんとなく枯らしたくない名前の木ですが、そこは私、水やりをやっぱり忘れてしまいます。夫が気がついたときに水をやってくれていたので、数年は生きていましたがどんどん葉は落ち、枝が目立ち始め、今年に入った頃にはからからに枯れていました…。
そこから、春には新芽が出るかなと時折水をやっていましたが復活ならず、いつの間にかベランダに干からびた『金のなる木』が放置されていました。
開運を勉強し始めて、家に枯れた草木、ドライフラワーは良くないと知り私は『金のなる木』を捨てることにいたしました。
「枯らしてしまってごめんなさい。」と言いながら処分いたしました。そして鉢植えをからにした次の日です。
その日は植物園でいきものフェスが開催されていました。私は息子と行ってみることにいたしました。そこでは大学の研究チームや地元の企業さんがブースを作っていて、生き物の生態や外来種がどう環境に関わっているのかというお勉強になるフェスでした。
そこの一つのブースで植物を一緒に育ててくださいとお願いしているところがございました。それは祇園祭の頃に花が咲き、祇園祭にも使われている『ヒオウギ』という花の苗でした。
しかも厄除けの花というではありませんか!
『ヒオウギ』は扇状の葉を持つことから、宮中で用いられた木製の扇にちなんで檜扇と名付けられました。昔、木製の檜扇で悪霊退散していたことから厄除けの花として飾られるようになったとか。
私はそのブースの方に話を聞きました。その苗はただでもらえる代わりに大きくなったらお返しするという条件でした。枯らしてしまったらそのまま連絡しなくてもいいですとのことで私はこの花を咲かせてみたいと思いました。
そして、一苗もらう事にいたしました。いえ、もらったのではなくお預かりしたのです。昨日まで金のなる木が置いてあった場所には今はヒオウギが置いてあります。
『金のなる木』を捨てた次の日にお預かりした『ヒオウギ』
これは偶然なのでしょうか。不思議な力が働いたのではないかと思わざるを得ない状況でした。私はこの花を大切に育てることを心に誓いました。今のところ水やりも忘れていません。
捨てると空いた場所に新しい物のが入ってくる。
そう聞いた事がございます。まさに今回がそうでした。これからはこの厄除けの花を咲かせられるよう大切に育てていきたいと思います。
今日はこのへんでおいとまいたします。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
ではまた!